鳥矢ケ崎古墳群

史跡概要
猿飛来、青雲神社の南側丘陵上に、円墳44基が認められる。

昭和46年3月、東北大高橋富雄博士、東北学院大加藤孝教授に依る発掘調査の結果、
中央型埋葬形式の古墳と、辺境型(北方型)埋葬形式の古墳の2基を確認した。

この事からこの地域が中央文化と北方文化の接点であったということが明かとなり、
東北地方の新史料が提供された。

北方型古墳は石組みでエゾの埋葬型を示し、馬具を出土し、
南方型古墳は、中央の埋葬形式で木棺直葬の形式、
律令官人の位を表す金銅製鉾帯金具や
鉄製刀子・蕨手刀(わらびてがたな)・土器等が出土した。




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